神経内科の診察に、頭位変換眼球反射というものがあります。
医学大辞典 第2版 医学書院によると
頭位変換眼球反射 [oculocephalic reflex]
頭位が変化すると、前庭器官で感知され、代償性の眼位変化により、視線を一定に保とうとする反射をいう。(以下略)
とあります。
つまり下図のような反射です。
この反射により、急に頭が動いても、視線を保てるという効果があるようです。
一方で
Sonyのビデオカメラに
「ズームしてもブレない、”新”空間光学式手ブレ補正」
というものがあります。この機能、レンズの動きがすごいんです。
カメラ本体が動いても、レンズが反対側に動き、
少しの間、一定の視線を保っています。
まるで頭位変換眼球反射のように、視線を一定に保とうとするレンズの動きは、とても滑らかで
人の眼を連想させて、
何か奇妙な感覚に陥ります。
それにしても、sonyのビデオカメラは人の眼のような動きをして、すごいと思いました。
by T
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